洗濯物の生乾き臭を消す方法5選 「洗濯物が洗っても臭い」「洗ってもすぐ復活する臭い」を消す最強の方法

「洗濯物の生乾き臭を消す」、そうあの嫌な臭いを消す方法があったら知りたいですよね。

洗濯物が洗っても臭かったり、洗濯直後は臭わなくても直ぐに復活してくる生乾き臭に悩まされたことありませんか?

pororin

僕は以前、何度も洗濯して2度3度洗いしても洗濯物の生乾き臭が取れなくて、お気に入りの服を捨ててしまったこともありました。

しかし、もう生乾き臭に悩むことはなくなりました。

何故なら生乾き臭を消す術を身に着けてしまったから。

頭脳明晰、スポーツ万能、超絶イケメン、優しくて力持ち、スタイル抜群、とにかくいろいろすごい、(※以下略)そんな完全無欠な僕の唯一の欠点が「臭い」だったら非常に困ることがあるのです。

他の評価があまりにも高いからこそ欠点が強調される、ギャップ萎えが発生してしまうから。

皆を悲しませるようなことはできない、そんな優しさを発揮してしまった僕は、「生乾き臭を消す方法」を求めて動き出します。

雨の日も風の日も生乾き臭を消すことを考え続け、知識の習得、試行錯誤の日々、あれからどれほどの月日が過ぎたのか、100日、1000日・・・、ただ「生乾き臭を消す方法」だけに没頭していたせいかもう分らない、気が付いた時には、・・・(※以下略)

あまり前置きが長いと離脱されてしまいそうなので、この辺で「生乾き臭を消す方法」の本題に入ります。

洗濯物の生乾き臭、特に梅雨の時期や外干しできない時、日照時間が短い時期になると洗濯物が嫌な臭いを発しやすくなります。

この「生乾き臭」の原因は「モラクセラ菌」という雑菌。

モラクセラ菌は人の皮脂や汗をエサに増殖、菌自体が悪臭を放つ訳ではないのですが、モラクセラ菌の排泄物が生乾き臭の原因です。

湿度の高い環境を好み、紫外線にも強いという洗濯物の天敵みたいな奴なんです。

「生乾き臭を消す方法」=「モラクセラ菌」を退治するという事です。

「モラクセラ菌」は普通に洗濯をしても死なないタフな奴です。

そこで、そんなタフなモラクセラ菌でも耐えられない強力な攻撃を加えてやります。

それがこの方法です。

漂白剤、または漂白剤入り洗剤で洗う

最近では洗濯洗剤メーカーから部屋干し用として漂白剤入りの洗剤が売られています。

漂白剤には雑菌を除菌できる効果があります。

ただし漂白剤入れすぎると洗濯物の色落ちや素材を痛めてしまう場合もあります。

最も手軽で簡単な方法ですが、洗剤メーカーも漂白剤入り洗剤は素材を痛めないよう効果を弱めているのか「生乾き臭」対策としては効果も控えめです。

僕は、一度発生してしまった生乾き臭を消し去る目的というよりも、生乾き臭の予防として漂白剤入り洗剤を利用しています。

アイロンがけ

「生乾き臭」の原因「モラクセラ菌」は熱に弱いので、アイロンがけで衣類を高温状態にすれば生乾き臭も消えます。

ただし、表面的に高温になっただけでは「生乾き臭」の原因である「モラクセラ菌」は死滅しません。

生地の内部、裏側まで熱が伝わり全体が高温にさせないと完全退治はできないので、厚物の衣類などには不向きです。

お湯で洗う

雑菌は高温に弱いです。モラクセラ菌も高温には耐えられません。

60℃以上、洗濯物を入れると湯温が下がるので70℃以上のお湯を用意して15分~30分漬け込むとモラクセラ菌(雑菌)を殺菌できます。

モラクセラ菌(雑菌)を殺菌するのに、お湯の温度は高いほど良いのですが、高すぎると洗濯物を痛めたり縮みの原因にもなります。

また、漬け込んでいる間お湯の温度が40度近くまで下がってしまうと逆にモラクセラ菌が繁殖しやすい温度になってしまうため、温度管理に気を付けてください。

お気に入りの服などの場合には、洗濯表示のアイロン使用可否などを参考にお湯の温度の目安にしてみてください。

縮みやすい様な材質の服や、もしダメになったら困るような高価な服の場合はお湯の温度を控えめにするか別の方法が良いと思います。

注意点として洗濯機の中でお湯洗いする場合は、洗濯機の説明書を読み、お湯の使用が可能か、可能な場合、何度まで耐えられるのか確認してください。

衣類乾燥機で生乾き臭対策に

衣類乾燥機を使用することでも生乾き臭対策になります。

ただし、衣類乾燥機なら何でも良い訳でもなく、コインランドリーの業務用乾燥機、家庭用ではガス式の乾燥機がおすすめです。

ポイントは庫内温度、庫内温度が高くなるものほど、生乾き臭の原因のモラクセラ菌を殺菌できるので、乾燥モードを選べる場合には一番強い設定にすると生乾き臭対策として効果がアップします。

衣類乾燥機だとアイロンの様に温度ムラが出にくいので生乾き臭の消すには非常に効果的です。

反面、熱により衣類を痛めたり縮んだりする場合もあるので、洗濯表示で乾燥機の使用可否を確認しましょう。

家庭用の衣類乾燥機の中には庫内温度が40度以下にしかならないものもあり、逆にモラクセラ菌が増殖しやすくなって生乾き臭が増してしまうものもあるので注意してください。

煮沸消毒(煮洗い)

どこの家庭にもある鍋とコンロがあればできる、安上がりかつ効果も高い生乾き臭対策がこちらです。

台所用の布巾の煮沸消毒と同じ様に、鍋でお湯を沸騰させてそこに衣類を入れ煮込むだけです。

僕の場合、大鍋でお湯を沸騰させて綿素材の服やタオルをぶち込んだこともありますが特になにもなく大丈夫でした。

衣類乾燥機やアイロンと同じく熱により衣類を痛めたり縮んだりする場合もあるので注意が必要です。


以上、生乾き臭を消す方法5選でした。

臭いが消えただけで安心するのはまだ早いです。

せっかく消した生乾き臭を再発させないために、日頃から生乾き臭予防をすることが大切です。

生乾き臭の予防方法

生乾き臭を消す方法でもご説明しましたが、生乾き臭の原因となるモラクセラ菌は多湿、20℃~40℃位の環境で増殖しやすくなる雑菌です。

即ち、洗濯物が乾燥するまでの間がモラクセラ菌にとって絶好の増殖のチャンスなんです。

梅雨時期や部屋干しだと生乾き臭がしやすいのはこうした理由からです。

生乾き臭の予防には、短い時間で乾燥させるのがポイント。

大よそ5時間以下で乾燥させるのが良いと言われています。

衣類乾燥機があればベストですが、部屋干しの場合には衣類の間隔を広くとり、エアコンや除湿器、サーキュレーター等を使い短時間で乾燥させることで生乾き臭の予防の予防になるので試してみてください。